壁面クラック観測システム
特徴
- パソコン制御により、自動的に壁面全体の写真を撮影できます。
- 撮影写真画像からクラックを認識し、クラック長、幅、位置等のクラック情報を収集できます。
- 自動撮影した写真画像を合成できます。
- 1つの構造物の各壁面を撮影する事により3D全体図を生成できます。
- 異なる時期に同じ場所から撮影する事により経年変化を確認できます。
用途
- 人間が近づきにくいダム、橋梁橋脚、高層建物等の壁面クラック検査。
適用壁面及び精度等
- 適用壁面:コンクリート壁面、塗料壁面等。
- 識別可能クラック幅:0.2mm以上
クラック位置誤差:5cm以下
撮影可能距離:9m-45m
ハードウェア構成
画面例
- 1.撮影制御
壁面の撮影エリアを設定し、レーザー距 離計により、壁面までの距離、壁面傾 斜度、レンズの方位、仰角を取得する。
- 2.画像合成
取得した距離、角度等の情報により、 各画像の位置を計算し、全体図を合 成します。全体図によりクラックのある位 置を直感的に確認できます。
- 3.クラック認識
撮影写真を分析し、クラックの位置や 幅の情報を画像に表示します。これら の情報は手動で編集できます。
- 4.3D全体図生成
撮影及び合成した各壁面画像を画面 上で配置することにより3D全体図を生 成できます。
共同開発&販売パートナー:彩ネット株式会社
住所:〒332-0034 埼玉県川口市並木2-25-3
電話:048-259-2366